オフグリッドとは?電力も水も自給する、自立した暮らしのかたち
- Takahito Matsuda
- 4月7日
- 読了時間: 2分

「電気が止まっても、うちは大丈夫」そんな暮らしに憧れませんか?
「オフグリッド(off-grid)」という言葉、最近よく耳にしませんか?これは一言でいえば、電力会社などのインフラに頼らず、自分の力で暮らすライフスタイルのこと。
自然エネルギーを活用し、電気や水を自給する生活は、環境への配慮や自由な生き方を求める人々にとって、理想の暮らしのひとつとして注目されています。
この記事では、「オフグリッドとは何か?」という基本から、実際にどんな暮らし方があるのかまで、初心者にもわかりやすくご紹介します。
オフグリッド=電力網からの自立
最も一般的な意味での「オフグリッド」は、電力会社に依存しない暮らしのこと。
たとえば以下のような設備を使います:
🔋 太陽光パネルで電気をつくる
⚡ 蓄電池で電気をためる
🌀 風力発電や小水力発電を組み合わせることも
このようにして、家庭の電力を自分でまかなう仕組みをつくるのが、オフグリッドの第一歩です。
電気だけじゃない。水や食もオフグリッド化できる
「オフグリッド」は、電気だけにとどまりません。暮らし全体を自給的にする人も増えています。
💧 井戸や雨水タンクで水を確保
🚽 コンポストトイレで排水処理
🌱 家庭菜園や狩猟で食料を自給
🔥 薪ストーブやロケットストーブで暖をとる
こうした暮らし方は、自然との共生を感じさせてくれるだけでなく、災害時にも強いというメリットがあります。
オフグリッドな暮らしを選ぶ人たち
オフグリッドに興味を持つ人たちには、こんな想いがあります:
「都会の喧騒から離れて、自然と共に生きたい」
「エネルギーも食も、もっと自分でコントロールしたい」
「資本主義の価値観に、少し違和感がある」
「災害が起きても安心できる生活基盤が欲しい」
「子どもに“本物の自然”を体験させたい」
特に近年では、コロナ禍以降、「地方移住」や「ミニマルライフ」といった流れとともに、オフグリッドを志向する人が増えてきています。
まとめ:オフグリッドは“自由を手に入れる暮らし方”
オフグリッドは、「電気を自分で作る」というシンプルな行為を通して、生き方そのものを見直すきっかけになる暮らし方です。
もちろん、最初から100%自給自足を目指す必要はありません。太陽光パネル1枚からでもいいんです。少しずつ、自分の暮らしを取り戻していく。
それが、オフグリッドの本質ではないでしょうか。
Comments