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周縁から始まる変革──壊れゆく資本主義と、庄内という可能性



はじめに

「資本主義が壊れかけている」と感じることが、きっとあなたにもあるかもしれません。

どれだけ働いても、どれだけ便利になっても、本当の意味で「安心」や「つながり」が得られない。

物は満ちても、心が満たされない。

そんな時代に、次のヒントは“中央”ではなく、“周縁”にあるのかもしれません。


静かに、風土に根ざす暮らし

山形・庄内。ここには、変わらない風景があります。

季節に寄り添い、自然とともに暮らす人たち。作りすぎず、捨てすぎず、あるもので、今あるものを大切にして生きる知恵。

農、漁、手仕事。一見、素朴に見える日々のなかに、人間の本当の豊かさが宿っています。

それは、「自然を利用する」ではなく「自然に生かされる」という感覚。

この風土が育む価値観は、今こそ社会が取り戻すべきものかもしれません。


派手さではなく、誠実が残る場所

庄内の暮らしには、テレビやSNSで話題になるような派手さはありません。でも、そこにあるのは、誠実な手静かな誇り

人を出し抜くことより、一緒に生きることが大切にされてきたこの地域では、「成功」という言葉の意味も、どこか違って聞こえます。

続けていくこと、育てること、分かち合うこと。

それらすべてに、人の想いや愛が通っているからこそ、この土地の価値は、時代が変わっても揺らがないのです。


なぜ“周縁”なのか

中央=都市=先端という図式は、もはや時代の終わりを迎えています。

中央が崩れるとき、本当に頼りになるのは、すでに“人と人の関係性”で回っている地域です。

互いに支え合うことが当たり前にある庄内のような場所には、「自立しながら共に生きる」ための原型が息づいています。

変革は、大きな仕組みからではなく、こうした小さなつながりから、静かにはじまるのです。


おわりに

資本主義が限界を迎えつつある今、新しい時代のヒントは、華やかなビジョンでも、壮大な理論でもなく、一杯のお茶や、誰かの「おかえり」の声に宿っているのかもしれません。

そしてそれは、庄内のような風土にこそ、残されている。

本当の変革は、いつだって静かに、そして周縁から起きていく。

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