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日本人を、取り戻そう。



― 売られていく水、そして私たちの誇り ―

■ はじめに

静かに、しかし確実に――この国の“当たり前”が、売られている。

私たちが毎日何気なく使っている「水」。その水道事業が、今、外資を含む民間企業の手に委ねられようとしています。

これは単なる行政改革やコスト削減の話ではありません。命の源に値札を貼ること私たちの暮らしの根幹を「ビジネス」に明け渡すこと

そして、それは「日本人らしさ」の喪失でもあります。

■ 水道民営化とは何か?

2018年、日本の水道法が改正されました。この改正により、自治体が水道事業の「運営権」を民間企業に売却できるようになりました。これを「コンセッション方式」と呼びます。

表向きは「効率化」「財政健全化」。しかしその裏では、外資を含む多国籍企業が、日本の水インフラに参入できる道が開かれました。

■ 外資の影――宮城県の事例

その象徴が、宮城県での事例です。

宮城県では、ヴェオリア・ジェネッツ(仏系多国籍企業)が含まれる企業連合に、水道の運営権を委ねることが決定しました。

ここで問いたいのは、ただの「業務委託」かどうかではなく、命のインフラを、営利企業――しかも外資に委ねることの是非です。

■ 世界では「再公営化」が進んでいる

興味深いのは、フランスでは水道の民営化から再公営化が進んでいるという事実。かつて民営化が進んだパリでも、サービスの質の低下と料金高騰を経て、「やはり水は公が守るべきもの」として、再び市の管理に戻されました。

なぜ、日本はその逆を行くのか?なぜ私たちは、わざわざ“失敗例”をなぞるのか?

■ 日本人らしさとは何か

かつてこの国では、「水はタダ」が常識でした。“おすそ分け”の精神、“公”の価値、“分かち合う”社会。

そこには、貨幣や効率を超えた人と人との信頼がありました。命に直結するものを、金で測らないという“感覚”があったのです。

それは誇りであり、文化であり、「日本人らしさ」そのものでした。

■ いま、問うべきこと

誰が得をするのか?誰が損をするのか?誰が未来のツケを払うのか?

水道民営化は、目に見えない形で、私たちの生活を静かにむしばんでいきます。そして同時に、“日本人であること”の感覚までも奪っていく。

■ 日本人を、取り戻そう。

水を取り戻そう。暮らしを取り戻そう。誇りを、取り戻そう。

いま私たちは、問われている。“目先の効率”か、“未来の尊厳”か。“便利な支配”か、“自由な選択”か。

私は、こう答えたい。

日本人を、取り戻そう。

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