“年収300万円時代”を、誇りに思える世界へ
- Takahito Matsuda
- 4月15日
- 読了時間: 2分

「年収300万円じゃ、幸せになれない」そう信じ込まされてきた時代に、「300万円でも暮らせる社会をつくろう」と真っ向から提言した人がいます。
経済アナリスト、森永卓郎さんです。
彼は、グローバル資本主義の中で“取り残された人々”にずっと目を向けてきました。「弱者に優しい経済」を、本気で語れる数少ない知識人でした。
「成長は限界に来ている」「それでも、幸せに生きられる方法はある」
効率よりも、つながり。競争よりも、寛容。“豊かさ”とは、収入ではなく、「どれだけ“好き”なことで笑っていられるか」ではないでしょうか。
この社会に必要なのは、“勝者を増やすこと”ではなく、“敗者を作らないこと”。
その思想こそが、これからの「新しい世界」の出発点になる。そう信じて、私たちは次の時代を選び取っていく必要があるのではないでしょうか。
世界に必要なのは、“正しさ”より“寛容さ”だ。
今、世界はあらゆる分断にさらされています。国と国、富める者と貧しい者、デジタルとアナログ、正社員と非正規…。
私たちは「競争と成長」の名のもとに、あまりにも多くの人を取りこぼしてきた。
故・森永卓郎氏はこう言いました。「GDPが増えても、庶民が苦しんでいれば意味がない」
まさに今の世界に投げかけられた、強い問いです。
“何を持っているか”ではなく、“誰と笑っているか”。
効率では救えない現実を、人間らしさで乗り越える時です。
正義を語る前に、誰かの痛みに耳を傾けよう。それが、今この世界に本当に必要な変革だと私は信じています。
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