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【連載 第1回】シベリアの森で出会った「超人類」アナスタシア。現代人が忘れた“真の文明”とは?


みなさんは、1冊の本が国家を動かし、法律まで変えてしまったという実話をご存知でしょうか。

ロシアの実業家ウラジーミル・メグレが書いた『アナスタシア』シリーズ。累計2000万部を突破し、プーチン大統領に「希望する国民に1ヘクタールの土地を無償で提供する」という前代未聞の法律に署名させた伝説の書です。

この物語のすべては、シベリアの広大なタイガ(密林)でメグレが出会った、一人の不思議な女性から始まりました。


1. 響きわたる杉(リンギング・シダー)の謎

1994年、実業家として成功を収めていたメグレは、ビジネスのためにシベリアの奥地へと船を出しました。そこで彼は、不思議な雰囲気を持つ老人に出会います。

老人はメグレに、「500年かけて宇宙のエネルギーを蓄え、響きわたるようになった杉(リンギング・シダー)がある」と語り、それを切り分けて人々に配ってほしいと頼みました。

当初、ビジネスマンだったメグレは「杉にそんな力があるわけがない」と一蹴します。しかし、後に病気で入院した際、ふと気になって調べた文献で、シベリア杉のオイルが歴代の王に珍重され、聖書にも何度も登場するほど特別な力を持っていたことを知ります。メグレは再びその秘密を確かめるため、タイガへと向かいました。


2. 森に住む美女、アナスタシアとの遭遇

そこで出会ったのが、あの老人の孫娘であるアナスタシアでした。

彼女は、氷点下にもなるシベリアの過酷な森で、家も持たず、火も起こさず、ほぼ全裸に近い格好で暮らしていました。メグレは驚愕します。「君は野生動物なのか?」と。

しかし、彼女の立ち居振る舞いは驚くほど優雅で、都市の経済や暮らしについても、まるですべてを見てきたかのように詳しく語りました。彼女がメグレに見せたのは、私たちの常識を遥かに超えた光景でした。


  • 動物たちとの共生: 彼女が指を鳴らせばリスが食べ物を運び、冬の夜は野生のクマが彼女を温めるために寄り添って眠ります。

  • 驚異的な適応能力: 人間が「服」や「家」というシェルターに依存した結果失ってしまった、寒さや暑さに適応する能力を、彼女は今も完全に保持していました。

  • 光線(テレパシー): 遠く離れた場所で誰が何をしているかを察知する「光線」という能力を使い、メグレの元妻の状況をピタリと言い当てました。


3. 「私は人間よ、ウラジーミル」

メグレが「道具も家も持たない君は野生動物だ」と言うと、アナスタシアは静かに答えました。

「私は人間よ。あなたの日常生活は他の生き物よりずっと文明化されていると考えているようだけど、自然との調和を忘れた今の生き方は、本当に文明的なのかしら?」

彼女によれば、現代人は食べ物や水を得るために朝から晩まで働き、人工的な「死んだ水」を飲んで生きています。対して彼女は、呼吸をするように自然から恵みを受け取り、もっと大切なこと(創造すること)に意識を集中させていました。

アナスタシアは、現代人が便利な道具と引き換えに、「神から与えられた人間本来のスペック」を一つずつ手放してしまったのだと説きます。


4. 未来へ託されたメッセージ

アナスタシアはメグレに、「私と話したことを本にしてほしい」と頼みました。

「実業家の俺に本なんて書けるわけがない」と拒むメグレに、彼女はこう告げました。「あなたの書く本には、人々の心の中にある善なる気持ちを呼び起こす『文字の配列』が入る」と。

最初は半信半疑だったメグレですが、その後、不思議な出来事を経て、全財産と地位を捨てて本を書き始めます。その言葉は、現代社会に空虚さを感じていた人々の魂に火をつけ、世界的なムーブメントとなったのです。


次回予告

アナスタシアが語る「人間本来の力」は、単なる精神論ではありませんでした。 次回は、彼女が教える「病気を治し、幸せを呼ぶ特別な種の植え方」と、現代人が宇宙からの信号を受け取れなくなった意外な理由についてお伝えします。

お楽しみに!


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