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【古来の日本の神とは?】


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― 八百万の神々に息づく、日本人の心 ―

「神さまって、どんな存在だと思いますか?」

お正月に神社に行く、神棚に手を合わせる、秋には豊作を祈る祭りが開かれる──。私たちの日常の中には、いつのまにか「神さま」が根付いています。

けれど、「日本の神って誰?」「仏様とは違うの?」と聞かれると、なんとなくぼんやりしたイメージしか持っていない人も多いのではないでしょうか。

今回は、古来より日本人の暮らしや心と共にあった「神さま」の本質に、そっと触れてみたいと思います。

◆ 神さまはどこにでもいる? ― 八百万(やおよろず)の神という考え方

日本の神々は「八百万の神(やおよろずのかみ)」と呼ばれます。これは「800万」という数ではなく、「数えきれないほど多くの神々が存在する」という意味です。

山、川、風、雷、火、さらには岩や木、道具にまで神が宿るという考え方。それはまさに、自然とともに生きてきた日本人ならではの世界観です。

「神とは何か?」という問いに対する答えが、日本では「自然そのもの」であることも多いのです。

◆ 神々は“人格”だけじゃない? ― 親しみと畏れの両方を持つ存在

天照大神(あまてらすおおみかみ)のように人格や神話を持つ存在もいれば、「田の神」「山の神」など、より抽象的で象徴的な神もたくさんいます。

また、日本の神は「祟る(たたる)」こともあると考えられてきました。だからこそ、神は“祀る”のと同時に、“鎮める”存在でもあるのです。

そのように、神は決して「善」だけではなく、自然の厳しさや人間の畏れを映す存在でもあります。

◆ 神道の原型とつながる ― 形式よりも“心”を重んじる信仰

仏教やキリスト教と違い、神道には教典や開祖がありません。古代から続く神々の信仰は、形式よりも“心”を重んじるものでした。

地域の神社には、昔から地元の人たちに大切にされてきた「氏神さま」が祀られ、春や秋には五穀豊穣を願って祭りが開かれます。

その姿には、神とともに生き、神を感じながら暮らしてきた日本人の“祈り”が刻まれています。

◆ 神話に宿る、日本人の原風景

天照大神、スサノオ、大国主命(おおくにぬしのみこと)──。

古事記や日本書紀に記された神々の物語には、私たちの祖先が自然や社会をどう理解し、どう生きようとしたかの“ヒント”が詰まっています。

それは単なる昔話ではなく、日本人のアイデンティティに深く根ざした「原風景」なのです。

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