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絵を描くことが、心を整えるということ



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抽象画とわたしの関係

言葉にできない想いを、絵にする

感情には形がない。嬉しいも、悲しいも、時には説明がつかない。それでも、どうしようもなく何かを吐き出したいとき、私は絵を描く。

それは風景でも、人でもなく、線と色だけでできた抽象画。形のない気持ちに、形のない絵を重ねる。

誰かに見せるためじゃなく、自分の中に溜まったものを外に出すために描いている。描いていると、少しだけ呼吸が深くなる。自分の輪郭が、ゆっくりと戻ってくるような感覚になる。

心が乱れた時期に、救ってくれたもの

離婚や人生の転機を経験したとき、言葉では処理できない感情がたくさんあった。悔しさ、不安、寂しさ、自由。全部が混ざっていて、整理なんてできなかった。

でも、筆を持って線を引くたびに、ぐちゃぐちゃだった感情が少しずつ外に出ていく気がした。うまく描こうとしなくていい。そこに“意味”がなくてもいい。ただ、描くことで私は生き直していたんだと思う。

自然と、余白と、抽象と

今、私は自然に触れることが好きだ。風の音、葉の揺れ、空の色。自然は決して完璧ではない。けれど、そこにあるだけで整っている。

私の描く抽象画も、そんな風でありたいと思う。完璧じゃなくていい。「何かに見える」必要もない。ただ、そこにあって、見る人それぞれの心と静かにつながれたらいい。

描くことは、自分を信じ直すこと

抽象画は、心の地図みたいなものだと思っている。誰にも読めなくてもいい。でも自分だけは、それを描くたびに思い出せる。「私はここにいる」っていう感覚を。

描くことは、整えること。整えることは、自分をもう一度信じること。今日もまた、キャンバスに向かって、静かに線を引いてみる。

おわりに

誰にも見せない絵があってもいい。うまく描けない日があってもいい。でももしあなたの心の中にも、言葉にできない想いがあるなら、一度、描いてみてほしい。

それはきっと、整えるための最初の一歩になるから。

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