AIを使っても、最後に必要なのは人の感覚
- Takahito Matsuda
- 4 日前
- 読了時間: 3分
AIで画像がつくれる。文章も書ける。映像もつくれる。
少し前まで時間がかかっていたことが、今では驚くほど速く形になるようになりました。制作の現場でも、AIは確実に大きな力になっています。
マッタ創作所でも、映像やデザイン、構成、アイデア整理など、実際の制作の中でAIを使っています。便利ですし、表現の可能性も大きく広がりました。
AIで「つくれること」は、確実に増えた
AIの良さは、何よりも形にするスピードです。頭の中にあるイメージをすぐ試せる。別の方向も見てみる。もう一案つくって比べる。そんな試行錯誤が、以前よりずっと速くできるようになりました。
これまでなら時間や予算の都合で諦めていた表現にも、手が届くようになっています。これは、つくる側にとって本当に大きな変化だと思います。

でも、AIを使えることと、いいものをつくれることは違う
AIを使えば、ある程度きれいなものはすぐにつくれます。だからこそ最近は、整っているのに何も残らないものも増えたように感じます。
かっこいい。でも、なぜか心に残らない。情報は合っている。でも、その人やブランドらしさを感じない。
そこで必要になるのが、人の判断です。
何をつくるか以上に、何を選び、何を残し、何を捨てるか。そこに、その人の感覚が出る。
最後に必要なのは、違和感に気づく力
たとえば、どんな余白が心地いいか。どの言葉は少し強すぎるか。どの色だと嘘っぽく見えるか。どのカットを残すと、見る人の気持ちが動くか。
こうしたことには、必ずしも正解がありません。数値だけでは決められないし、プロンプトに全部書けるものでもありません。
なんとなく違う。その小さな違和感を見逃さないこと。逆に、これだと思える瞬間を拾うこと。私は、そこに制作する人間の役割があると思っています。
AIは、感性の代わりではなく、感性を形にする道具
AIはとても優秀な道具です。だから、使わない理由はありません。けれど、AIを使うこと自体を目的にしてしまうと、本当に伝えたかったものから離れてしまうことがあります。
大切なのは、AIでつくったかどうかではなく、その先に何が残るか。
伝わったか。心が動いたか。その人らしさ、その会社らしさ、そのブランドらしさが残ったか。
マッタ創作所では、AIも映像もデザインもWebも、すべてそのための手段として考えています。
これから、ますます人の感覚が大切になる
道具は、これからもっと進化していくと思います。できることも増えて、制作のスピードもさらに上がっていくはずです。
だからこそ、最後に差がつくのは技術だけではなく、何を感じ、どう判断するか。そこなのだと思います。
AIを使っても、最後に必要なのは人の感覚。
これはAIを使えば使うほど、強く感じていることです。




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